2014年10月01日

「尾辻克彦×赤瀬川原平−文学と美術の多面体−」展

 お札、缶詰、壊れたポット、家具、ペット……果ては自邸「ニラハウス」に至るまで、日常生活を構成するあらゆるものを独自の視点と観察行為によって、〈梱包〉や〈トマソン〉に代表される「作品」へと昇華させてきた美術家・赤瀬川原平氏。
 自身と娘の生活をテーマにした『肌ざわり』や、父の死により墓所を見学する様子を描いた『父が消えた』によって、私小説作家として文壇に登場した作家・尾辻克彦氏。
 実は同一人物である美術家・赤瀬川原平と作家・尾辻克彦の創作の根底には、冷静な観察者としての姿勢と、「価値の転換」「日常の異化」への共通した意識があります。それらは、辞書の用例の中に個性を見出し、愛すべき人格を与えた『新解さんの謎』や、もの忘れや脱力を積極的に肯定する「老人力」シリーズなどのエッセイを通じて顕在化し、常に新しいユニークな「ものの見方」を我々に提示してきました。本展では、美術家であり作家である以前に、ひとりの意識的な生活者として、日常の中に潜むナゾに真摯に向き合い、常識を疑う姿勢を貫く希代の創作者の「創造の秘密」に迫ります。(町田市HPより)

会期:10月18日(土)〜12月21日(日)10時〜17時(金曜日は20時迄)
休館日:月曜日(11月3日、11月24日は開館)、第2木曜日
会場:町田市民文学館2階展示室
観覧料:一般400円、大学生・65歳以上200円、ただし、10月18日(土)、10月26日(日)、11月3日(月)、12月21日(日)は無料となります。

【関連イベント】
★10月19日(日)尾辻克彦×赤瀬川原平展、関連映画会「利休」
★11月2日(日)尾辻克彦×赤瀬川原平展記念対談、林丈二×南伸坊「放談!赤瀬川原平さんというひと」
★11月16日(日)尾辻克彦×赤瀬川原平展関連ワークショップ、糸崎公朗「実践!フォトモ町田市民文学館篇」
★11月24日(月)尾辻克彦×赤瀬川原平展関連講演会、久住昌之「赤瀬川さんの思い出−美学校絵・文字工房と漫画雑誌『ガロ』の時代−」
★12月6日(土)尾辻克彦×赤瀬川原平展記念対談、浅生ハルミン「解剖!赤瀬川さんの魅力−猫ストーカー的視点から−」
「尾辻克彦×赤瀬川原平」展、展示解説(ギャラリートーク)
※詳しい情報はこちらから。

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